心を癒やす自然の美しさ、その一環が秋に訪れる紅葉。静岡県伊豆市の修善寺は、そんな紅葉を楽しむのにぴったりなスポットです。
今回は「修善寺自然公園 もみじ林」と、「修善寺温泉街」を散策してきました。
修善寺自然公園 もみじ林
「修善寺自然公園」は、修善寺温泉の北側山間部一帯の中央にあり、広さ1haに約1000本のもみじ群生地となっています。
公園内には修善寺虹の郷、もみじ林、梅林などがあります。
「もみじ林」入り口横の駐車場は大型バス専用になっていました。少し離れたところに乗用車専用の広い駐車場(300円)があり、車を停めて歩きます。
もみじ林
もみじ林入り口
大きなイチョウの木があります
公園内には散策路が整備されており、もみじ林の中の遊歩道を歩きながら紅葉を間近に感じられ、自然の中でリフレッシュできるのが魅力。
赤や黄色、オレンジ色など、鮮やかな秋の色彩が広がりとても美しい。
緩やかな坂道を登った先の「富士見展望台」からは、富士山が見られ、晴れた日は赤いもみじと青い富士山のコントラストを楽しめます。
手打ち蕎麦と山菜料理「やまびこ」
もみじ林の駐車場に戻り、昼食は駐車場の入り口近くにある人気のお蕎麦さんへ。
暫く待ってテラス席へ案内されました。ここから眺める景色もごちそう!
お通しの「地元産有機野菜の野菜サラダ」は、自家製有機野菜と燻製鶏ハムに唐辛子味噌。
ざる蕎麦と、山芋と野菜のかきあげ(ハーフ)を注文。
かきあげは、ハーフでもボリュームがあります。添えられた静岡県・沼津産の「戸田の塩」が素材本来の味を、より引き立てています。
さすが人気店!こだわり野菜も、香りと喉越しの良いお蕎麦も美味しい。
※「やまびこ」公式サイトhttp://www.yamabiko-izu.com/
修善寺温泉街
お蕎麦を食べた後は、もみじ林の駐車場から車で約7分の修善寺温泉街で紅葉散策を楽しみます。(有料駐車場あり)
修善寺は、伊豆半島の中心部に位置し、温泉地としても有名。
歴史ある寺院や美しい自然が造り出す景観は、多くの観光客を引きつけ、温泉街の中を散策するだけでも、美しい紅葉を楽しむことができます。
”伊豆の小京都”とも呼ばれ、着物姿で観光を楽しむ人も数多くいます。
修禅寺
朱色の橋を渡り「修禅寺」へ
手水舎が温泉の湯
「修禅寺」は、修善寺温泉街の中心にあり、「修善寺」という地名の由来となったお寺です。
寺名は「修禅寺」、地名は「修善寺」で明記は異なりますが、どちらも読み方は「しゅぜんじ」
境内では、心落ち着く時間を過ごせます。
色づく紅葉と朱色の橋
色づく紅葉と川のせせらぎ
景色に朱色の橋が映えて、綺麗
修善寺温泉街を流れる桂川にかかる5つの橋は、「恋の橋めぐり」と呼ばれ、それぞれに恋に関するご利益があるそうです。
竹林の小径
「竹林の小径」は、温泉街を流れる桂川にそった約400mの遊歩道。左右に見事な竹が立ち並んでいます。
竹林に囲まれた道の途中に竹製円形ベンチがあり、空を仰ぎます。美しい緑や竹の葉音や、周囲の自然に囲まれながら、リフレッシュ。
とっこの湯
「とっこの湯」は、修善寺温泉発祥の温泉で、伊豆最古のものと言われる修善寺温泉のシンボル。
現在は見学のみですが、川岸にある「河原湯」で「とっこの湯」を見ながら足湯に浸かれます。
猿の手湯
趣があります
1200年超 伊豆最古の湯
仰空桜(ぎょうくうろう)
「筥湯」横の「仰空桜」は、温泉街が一望できる無料の展望台。
見どころがいっぱい
修禅寺に隣接する「日枝神社」
弘法大師が湧出させたとされる修善寺温泉。
気軽に手を浸し、のんびり・ほっこりと湯の街風情を感じながらの散策。散策はシンプルな行為ですが、その中には多くの楽しみや価値が詰まっています。
修善寺温泉街では、土産物ショプやおしゃれなカフェなどもたくさんあるので、食べ歩きも楽しそう。
伊豆市の修善寺は、心を癒す紅葉や温泉が楽しめる素晴らしい場所です。
ぜひ訪れてその魅力を体験してみてください。
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