静岡県熱海市「熱海梅園」では、第81回「梅まつり」が開催されています。樹齢100年を超える梅の古木を含め、60品種・469本の梅の木があり、早咲き、中咲き、遅咲きと、順番に開花。今年は例年に比べ開花が遅れているようですが、ひと足早い春の訪れを感じる事ができます。
1月23日現在の開花状況(一分咲程度)
熱海梅園入り口
園内に入ってすぐに、早咲き紅梅「八重寒紅」と白梅「冬至梅」の献上梅があります。
入り口付近は開花も進んでいます。
1月23日現在、梅の開花は園内全体の1割程度に感じましたが、きちんと整備された園内は気持ち良く、春を先取り気分。
まだ少ないですが、梅の種類によっては、たくさん花を咲かせている木もあります。
ふっくらとしたつぼみが可愛らしく、花が開く瞬間を心待ちにさせてくれます。
梅園五橋を渡りながら景色を楽しみ散策。
川が流れ、梅が咲く素敵な風景
梅見の滝
梅園入り口から奥の方に進むと、「梅見の滝」があります。
階段を上がり洞窟のような中に入ると、滝の裏側にも道が通っており、滝の背面から流れ落ちる滝と園内の景色が見られます。
梅園に咲く花たち
蝋梅(ロウバイ)
今の時期は、園内に多くある蝋梅(ロウバイ)が見事に咲き誇り、綺麗で見頃です。
蝋梅(ロウバイ)は、冬から春にかけて花を咲かせる落葉低木で、特に早春の花として人気があり、独特の甘い香りが園内に漂っています。
サザンカ
赤いサザンカもたくさん咲いています。
ペチコートスイセン
スイセンも数種類咲いていますが、目を引くのは、小型の可愛らしいペチコートスイセン。
梅の花以外にも、春を感じる可愛い花がたくさん。
足湯(10時〜16時)
ここから熱いお湯が出ています。
熱めの足湯に浸かって、ほっこり。
期間限定の足湯は一番奥の方にあり、タオルは100円で購入可能。
熱海梅園情報とマップ
熱海梅園は、日本で最も早咲きの梅として有名です。訪れた日は、まだまだ満開ではありませんでしたが、その分、人も少なく、穏やかな日差しの中で梅園を散策できました。
これから徐々に咲いていく梅の花が楽しみです。
梅まつり期間中、園内には軽食や土産店もオープン。 日によっては、イベント等を実施予定です。
- 開催場所:静岡県熱海市梅園町8-11
- 開園時間:8時30分〜16時
- 料金:熱海市民・湯河原民・熱海市内宿泊者は100円、団体(11名以上)は200円、一般300円、中学生以下は無料(※開園時間外は無料開放)
- 交通アクセス:JR伊東線「来宮」駅より徒歩約10分
- 駐車場:梅園駐車場(1台600円)
- 問い合わせ先:一般社団法人 熱海市観光協会(0557-85-2222)
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